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僕らの複数プレイ
第6章 高校の教室で
学校で性行為をする…
亮と僕が高校時代に回し読んでいたエロ漫画で頻出の展開だ。

亮も僕もそれに憧れてた。
そして、すでに高校を卒業しているけど、今から実行しようとしているのだ。

亮が黒板に『上の口』『下の口』と書く。

「何、それ?」
藤宮さんが尋ねる。

「上の口っていうのは、顔に付いてる口。 下の口っていうのはオマンコ」
亮が説明する。

「馬鹿じゃない? ちゃんと後で消しておきなさいよ」
藤宮さんが呆れる。

亮が僕に尋ねる。
「順平は上の口か下の口がどっちを選ぶ?」

「僕は下の口かな」
僕は亮に答える。

教室でキスっていうのも、ロマンチックでいいと思う。
でも、制服のスカートに頭を入れてクンニなんて、これから先、決して出来ないプレイだろう。

「俺も下の口だな。 じゃあ、ジャンケンで決めよう」
亮が言った。

亮と僕はジャンケンする。

僕がパー、亮はチョキ。
亮の勝ちだ。
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