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蒼い月光~くの一物語~
第11章 三つ巴の交わり

「一計とな?申してみよ」

前襟を押し開き、
こぼれでた乳房に顔を埋め、
黒く大きな乳首を舐りながら男は言った。


「殿は女同士の戯れを
ご覧になったことがありますでしょうか?
年増女と、うら若き女の‥‥
つまり、私と千代さまの戯れを
ご覧いただきとうございます‥‥」

「それは、面白い‥‥
だが二人が楽しんでいる間、
儂(わし)に傍観していろと言うのか?」

「いえ、女というものは、
淫気が高ぶってまいれば、
へのこが欲しくて欲しくて
たまらなくなるものでございます。
頃合いを見計らって殿の股間の名刀を
ぬかるんだ女二人の陰戸に
交互に貫いていただければと‥‥」

交互に貫く‥‥
なんと贅沢な交わいじゃ‥‥

考えただけで興奮し、
男は亀頭の先から甘い雫を垂らした。

「よし、わかった。
女同士の余興とやらを儂(わし)に見せてみよ」

剣山は八重の体から身を起こして、
大股で上座の布団に控える千代のそばに近寄った。

「千代、八重が呼んでおる。行ってやれ」

そう言って千代の脇にどっかりと腰を下ろし、
戸惑う千代の尻を平手で打って追い立てた。


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