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蒼い月光
第6章 くのいちの関門、初枕

風呂からあがり濡れた身体を
首領は手拭いで丁寧に拭いてくれた。

そして優しく肩を抱きながら
寝間に連れて行かれた。


「さあ、ここに横になるがよい」

掛け布団をめくりあげると
白い敷布のどこかしこに
薄茶色のシミがあった。

「そのシミは歴代の
くの一が乙女を散らした証だ。
今宵、新たにお前の乙女がここで花開くのだ」

きれいに洗濯をして
糊がよくかかっている敷布だった

恐らく普段は
使用していないのであろうと思われた。

そう、それは今宵のために準備されたもの…


だが、いつ誰が準備したのやら。

首領は一時(いっとき)も離れず朱里と一緒だった。

となれば考えられるのは…

「ふふふ、気づいたかね?
なかなか聡明な女子(おなご)だな。
ここは忍者屋敷、からくりもあれば、
壁に耳もあるし、障子に目もある…」

たぶん、朱理親子がこの屋敷を訪問してからの
一部始終を従者が見聞きしていたのだろう。

朱理達が風呂に入っている間に
寝間の支度を整えたのだ。


「さあ、早く横になりなさい」

男に急かされて朱理は寝床に身を横たえた。

男の手が両膝の内側を掴み、
グイっと外側に押し開かれた。

太ももの付け根に、
まだ誰にも踏み荒らされていない花びらが
静かに息づいていた。

「不思議なものよのおぅ…
血の繋がりがないのに
お前のココはウズメのアソコによく似ておる…」

男の顔が股間に埋まってゆく
朱里は陰戸近くでスーハーと
陰戸の匂いを嗅ぐ息の流れを感じた。

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