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蒼い月光
第2章 千代

「あ‥‥!だめ‥‥!」

指1本しか迎え入れることのできない狭さに、
八重は千代が生娘であることを確認した。

男と通じている女であるならば、
その場で切り捨てよと殿から命令されていた。

千代は顔から火がでそうになるほど
恥ずかしかった。

まさか、陰戸(えいんほう=おま○こ)に
指を入れられるとは
思っていなかったからである。


「もっと脚をお開きくださいませ」

言われるままに更に開脚すると、
八重は、ふところから
蛤をとりだし2枚貝を開いた

中には軟膏であろうか
黄色い半固形物が詰まっており、
八重は己の人差し指で
その半固形物をすくい取り、
菊門に塗りまくると
そのまま指を後ろの菊門にねじ込んだ。

「い、痛い!」

思わず尻を引きそうになったが
八重の腕が腰をガッチリとホールドして、
千代が逃げることを許さなかった。

ぐちゅぐちゅぐちゅ‥‥

陰戸を弄ったときとは打って変わって、
激しく指を動かして直腸をかき混ぜた。

「だめ!やめて!」

急激に便意が襲ってきた。
指を抜かれると同時にプスプスと屁が出た。

恥ずかしさのあまり、膝がガクガクと震えた。


「お許しくださいませ、これもお勤めゆえ…」

深々と頭を下げて非礼を詫びた。

汚れた指を桶の残り湯で洗うと
「こちらへ…」と
蚊帳を潜って寝間に案内された。


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