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未亡人下宿~お部屋、貸します~
第5章 内覧の女
ジッと内覧しているであろう二号室の扉を睨みつけていると
五号室の扉が開いて二人が出てきた。
三木という女が華やかな笑顔を見せながら
「お邪魔しちゃってごめんね」と
見送る臼杵君に挨拶をした。
『?…どういう事?』
玄関先に立っている私を見つけた横尾さんが
小走りにやって来る。
「やあ、長居してしまってすいません。
内覧はすぐ終わったんですけど、
部屋を出たところで
ばったり入居者の彼と鉢合わせになっちゃって…
部屋の快適さとかを聞くには
入居者に聞くのが一番だと
三木さんが言うものだから失礼とは思いつつも
彼の部屋にお邪魔して
色々お話を伺ってきたんですよ」
そんな事を言いながら、
時間がかかってしまったので
今夜来れるかどうかわからなくなった。と言い出したんです
「いやです!必ず来て下さい!
深夜になってもかまいません。
私…待ってますから!」
時間がかかっていたのは
部屋でSEXをしていた訳でなく
臼杵君の部屋で話し込んでいたからだとわかり、
少し安心しましたが
今夜の逢瀬をキャンセルされることだけは
絶対にイヤだったんです。
「困ったなあ…
では、後ほど連絡させていただきます」
そう言って「三木さん、お送りします」と彼女に声をかけたが、
「私…大家さんと、
もう少しお話がしたいから先に帰って頂いてかまいません」と言った。
「いや、でも…」そう言いながら横尾さんは腕時計で時間を確認した。
たぶん、次の予定があるのでしょう。
「わかりました。
最寄りの駅とかわかりますよね?
何かあったら連絡して下さい」
そう言い放つとアタフタと車に乗り込み
急発進させて去って行きました。
五号室の扉が開いて二人が出てきた。
三木という女が華やかな笑顔を見せながら
「お邪魔しちゃってごめんね」と
見送る臼杵君に挨拶をした。
『?…どういう事?』
玄関先に立っている私を見つけた横尾さんが
小走りにやって来る。
「やあ、長居してしまってすいません。
内覧はすぐ終わったんですけど、
部屋を出たところで
ばったり入居者の彼と鉢合わせになっちゃって…
部屋の快適さとかを聞くには
入居者に聞くのが一番だと
三木さんが言うものだから失礼とは思いつつも
彼の部屋にお邪魔して
色々お話を伺ってきたんですよ」
そんな事を言いながら、
時間がかかってしまったので
今夜来れるかどうかわからなくなった。と言い出したんです
「いやです!必ず来て下さい!
深夜になってもかまいません。
私…待ってますから!」
時間がかかっていたのは
部屋でSEXをしていた訳でなく
臼杵君の部屋で話し込んでいたからだとわかり、
少し安心しましたが
今夜の逢瀬をキャンセルされることだけは
絶対にイヤだったんです。
「困ったなあ…
では、後ほど連絡させていただきます」
そう言って「三木さん、お送りします」と彼女に声をかけたが、
「私…大家さんと、
もう少しお話がしたいから先に帰って頂いてかまいません」と言った。
「いや、でも…」そう言いながら横尾さんは腕時計で時間を確認した。
たぶん、次の予定があるのでしょう。
「わかりました。
最寄りの駅とかわかりますよね?
何かあったら連絡して下さい」
そう言い放つとアタフタと車に乗り込み
急発進させて去って行きました。