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愛の隠れ家
第2章 露出狂の女

小嶋康弘は滅入っていた。

さきほど、出会い系サイトで落とした女を
助手席に乗せてラブホテルを目指していた。

電話の声は可愛かった。

こりゃ上玉を手にしたと期待していた。

だが、現れた女はひどい醜女(しこめ)だった。

『こりゃサギだぜ‥‥』

出張ヘルスなら
間違いなくチェンジを申し出るほどのブスだった。

けれども挿入したくてウズウズしている息子を
黙らせるわけにはいかなかった。

『まあ、いいか…プロポーションは良さそうだし、
バックからハメたら顔は見なくてもすむしな』

そうと決まればサッサと挿入して、
出すものを出したくて仕方なかった。


走行先に『プリンセスホテル』という看板が見えた。

「ここでいいか?」

「ホテルですか?」

女はイヤそうな声を出した。

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