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愛の隠れ家
第3章 他人のセックスを見てしまう

光子はフロントのデスクに座るやいなや、
先ほどまで見ていたなじみのエロサイトを開いた。

動画をクリックして映像が流れはじめると、
スカートをたくしあげて
パンストとショーツを同時に膝元までズリ下げた。


指を股間に沈めた。

指を舐めて濡らす必要などなかった。

土砂降りのあとの沼地のように
クチュっと音を立てて指が沈み込んだ。


「ちきしょう…ちきしょう…
あんなブスにさえ男がいるというのに、
なぜ私は誰にも相手にされないんだろう?」
ワレメ同様、その目も潤んでいた。

ワレメに埋めた指を抜き差しすると、
ジュポジュポといやらしい音がした。

お豆は痛いほどに尖っている。

おそらく包皮を脱ぎ捨てて
顔をのぞかしているにちがいなかった。

指をワレメに沈めたまま、
手のひらでその呼び鈴を押し込んでやる。

いつもフロントに響く「チーン」という音でなく、
その呼び鈴は光子の喘ぎ声となって
フロント内に響き渡った。


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