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愛の隠れ家
第4章 エレベーターの中で…
この女、完全に俺のものになったな。
満足気に見上げると、
エレベーター内の天井の一角に
半円形のドームに目が止まった。
『防犯カメラか‥』
画像はフロントに届いているのだろうか?
だとしたら、
あの高慢ちきなインテリ女が見てるだろうか?
男は半球型のプラスチックドームを見つめ
『ほら、俺たち、こんないいことをしてるんだぜ』とばかりにニヤリと笑いかけた。
画面の男のニヒルな微笑みに
光子の心は吸い寄せられていく。
ああ‥‥なぜ私じゃないの?
お願い、私にもいいことをしてほしい‥‥
ワレメに挿しこまれたマジックペンは
すでに愛液にまみれて白濁に濡れそぼっていた。
『ああん‥もっと激しく突いて!
私を壊してほしいの‥』
防犯カメラの画像をズームできればいいのに!
光子は画面を食い入るように見つづけた。