この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
TRUE COLORS ~PURPLE~
第19章 Let's party! Girls talk

あなたの理解と協力がないとレイはあなたと雅人の間で苦しむ。
レイってどういう人かあなたが一番わかっているでしょう?
そう言いながら私の頬を滝のように流れ落ちる涙を両手で包みながら、
優しく親指で拭ってくれるマチ子ママも泣き顔だ。
息をするのも忘れ涙していたせいか、堰を切ったように泣き、
マチ子ママに抱きしめられる。マチ子ママも泣いている。
レイ以外に抱きついてこんなに子どもみたいにわんわん泣いちゃうなんて。
ごめんね、ごめんねと背中を撫でてくれる手がとっても優しくて、温かくて。
そっと頭をなでてくれるダイアナさんの手も優しく温かくて。
まりかちゃんが起きちゃうんじゃないかってくらい、3人で泣いた。
暫く3人で泣いた後、
涙でぐしゃぐしゃになってしまった顔をお互い見合って笑ってしまった。
「沙織ちゃん、お風呂に入ってお顔何とかしてらっしゃいな。
私たちもその間お化粧直しして、お料理の残りも片しておくから。
その後、また飲みなおしましょう?」
という提案に乗り、私はバスルームへ向かった。
「で?沙織ちゃんはいま、好きな人はいないの?」
お風呂あがって来ると、まりかちゃんが起きていた。
マチ子ママたちも泣いたのが分からないようしっかりメイク直しをしていたので、
またガールズトークしながら飲みなおしましょうと
各々の飲み物を口にしたとき、ダイアナさんが私にそう聞いて来た。
えへへ。と笑ってごまかそうとした時。
「沙織は朝比奈社長だよね?朝比奈社長も、きっとそう。」
まりかちゃんが爆弾発言するものだから、野菜ジュースを盛大に吹いてむせてしまった。
慌てて近くにあった布巾やらタオルやらティッシュやらで
吹いて溢したジュースを拭きとっていく。
一緒になってあらあらと言いながら拭き取っていってくれてる
マチ子ママとダイアナさんの笑ってる目が、怖い。
「沙織なんて、見ててまるわかりだもん。」
まりかちゃ~ん。それ以上言わないでぇ。
2人の目がらんらんと輝いてて怖いよぉ。
レイってどういう人かあなたが一番わかっているでしょう?
そう言いながら私の頬を滝のように流れ落ちる涙を両手で包みながら、
優しく親指で拭ってくれるマチ子ママも泣き顔だ。
息をするのも忘れ涙していたせいか、堰を切ったように泣き、
マチ子ママに抱きしめられる。マチ子ママも泣いている。
レイ以外に抱きついてこんなに子どもみたいにわんわん泣いちゃうなんて。
ごめんね、ごめんねと背中を撫でてくれる手がとっても優しくて、温かくて。
そっと頭をなでてくれるダイアナさんの手も優しく温かくて。
まりかちゃんが起きちゃうんじゃないかってくらい、3人で泣いた。
暫く3人で泣いた後、
涙でぐしゃぐしゃになってしまった顔をお互い見合って笑ってしまった。
「沙織ちゃん、お風呂に入ってお顔何とかしてらっしゃいな。
私たちもその間お化粧直しして、お料理の残りも片しておくから。
その後、また飲みなおしましょう?」
という提案に乗り、私はバスルームへ向かった。
「で?沙織ちゃんはいま、好きな人はいないの?」
お風呂あがって来ると、まりかちゃんが起きていた。
マチ子ママたちも泣いたのが分からないようしっかりメイク直しをしていたので、
またガールズトークしながら飲みなおしましょうと
各々の飲み物を口にしたとき、ダイアナさんが私にそう聞いて来た。
えへへ。と笑ってごまかそうとした時。
「沙織は朝比奈社長だよね?朝比奈社長も、きっとそう。」
まりかちゃんが爆弾発言するものだから、野菜ジュースを盛大に吹いてむせてしまった。
慌てて近くにあった布巾やらタオルやらティッシュやらで
吹いて溢したジュースを拭きとっていく。
一緒になってあらあらと言いながら拭き取っていってくれてる
マチ子ママとダイアナさんの笑ってる目が、怖い。
「沙織なんて、見ててまるわかりだもん。」
まりかちゃ~ん。それ以上言わないでぇ。
2人の目がらんらんと輝いてて怖いよぉ。

