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TRUE COLORS ~PURPLE~
第19章 Let's party! Girls talk

「もうさ、沙織ってば平気な振りしてるけど。
社長見る顔が恋する乙女そのまんまなんだもん。可愛くって。」
もう、顔を見られるのも恥ずかしくってクッションを抱きしめて顔うずめちゃう。
「え、そんなになの?」
「耳真っ赤になっちゃうの。急に黙っちゃうし。
俯きがちになる癖、ちゃんと見てるし。目も潤みがちで。
あんなの誰でも分かっちゃう。」
きゃあ!と言いながらマチ子ママが私をクッションごと抱きしめる。
「でも、徹ちゃん、いえ、朝比奈社長がそうだって
まりかちゃんはどうしてわかるのよ?」
うふふふふふ~と笑うまりかちゃんの声が悪魔の笑い声に聞こえちゃう。
「あのね、本当は私がいけないんだけど。
一番最初にね、沙織が来た時にアツアツのコーヒーを
沙織ちゃんにぶっかけちゃったの。」
んまぁ!と二人が驚きの声をあげる。
「あの時は本当にごめんね?沙織。
でも、私あの後の社長の行動と姿に感動しちゃって。」
なになに、どうしたのよと二人が話の先を催促する。
熱いコーヒーをかけて火傷させてしまったことに、
恐ろしくてガタガタ震えて
床にうずくまる沙織をただただ見ていることしかできなかったの。
桜井さんと社長がちょうどこちらに向かって来ていた時で。
瞬時に状況を理解した社長がものも言わずに誰よりも早く駆け付け、
熱いコーヒーがぶちまけられている床なんて気にもせず、
火傷して泣き叫ぶ沙織をお姫様抱っこしたの。
周りの人にテキパキ指示をしながら、沙織をお姫様抱っこして
シャワールームへ駆けてゆく姿はホント映画のワンシーンのようだったわ。
んまぁ!と二人が感嘆の声を上げる。
それからね、社長、シャワールームで自分がずぶ濡れになるのもかまわず
泣いて暴れる沙織を抱きしめながら冷たいシャワーで火傷の部分を冷やしてるの。
ずっと、耳の近くで大丈夫だから大人しくしてって何度も言いながら。
私にはあれ、アイシテル、アイシテルからって言ってるように
聞こえるくらい切なそうな声で!
いや~!と、2人が悶絶してる。
「でも、それってまりかちゃんがそう思っただけなんでしょ?」
ダイアナさんがわくわくを隠し切れない感じで聞く。
ふっふ~んとまりかちゃんが笑う。
「ところが、私にはぴ~んと来ちゃうものがあったんだ♪」
社長見る顔が恋する乙女そのまんまなんだもん。可愛くって。」
もう、顔を見られるのも恥ずかしくってクッションを抱きしめて顔うずめちゃう。
「え、そんなになの?」
「耳真っ赤になっちゃうの。急に黙っちゃうし。
俯きがちになる癖、ちゃんと見てるし。目も潤みがちで。
あんなの誰でも分かっちゃう。」
きゃあ!と言いながらマチ子ママが私をクッションごと抱きしめる。
「でも、徹ちゃん、いえ、朝比奈社長がそうだって
まりかちゃんはどうしてわかるのよ?」
うふふふふふ~と笑うまりかちゃんの声が悪魔の笑い声に聞こえちゃう。
「あのね、本当は私がいけないんだけど。
一番最初にね、沙織が来た時にアツアツのコーヒーを
沙織ちゃんにぶっかけちゃったの。」
んまぁ!と二人が驚きの声をあげる。
「あの時は本当にごめんね?沙織。
でも、私あの後の社長の行動と姿に感動しちゃって。」
なになに、どうしたのよと二人が話の先を催促する。
熱いコーヒーをかけて火傷させてしまったことに、
恐ろしくてガタガタ震えて
床にうずくまる沙織をただただ見ていることしかできなかったの。
桜井さんと社長がちょうどこちらに向かって来ていた時で。
瞬時に状況を理解した社長がものも言わずに誰よりも早く駆け付け、
熱いコーヒーがぶちまけられている床なんて気にもせず、
火傷して泣き叫ぶ沙織をお姫様抱っこしたの。
周りの人にテキパキ指示をしながら、沙織をお姫様抱っこして
シャワールームへ駆けてゆく姿はホント映画のワンシーンのようだったわ。
んまぁ!と二人が感嘆の声を上げる。
それからね、社長、シャワールームで自分がずぶ濡れになるのもかまわず
泣いて暴れる沙織を抱きしめながら冷たいシャワーで火傷の部分を冷やしてるの。
ずっと、耳の近くで大丈夫だから大人しくしてって何度も言いながら。
私にはあれ、アイシテル、アイシテルからって言ってるように
聞こえるくらい切なそうな声で!
いや~!と、2人が悶絶してる。
「でも、それってまりかちゃんがそう思っただけなんでしょ?」
ダイアナさんがわくわくを隠し切れない感じで聞く。
ふっふ~んとまりかちゃんが笑う。
「ところが、私にはぴ~んと来ちゃうものがあったんだ♪」

