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TRUE COLORS ~PURPLE~
第7章 Second contact
「夕凪モデルを作るってこと?」
「通常モデルを作って、数量限定の夕凪特別モデルを、作る。」
注目浴びることは間違いないからな。
「もちろん、何もかもこちらが持つ。」
「ふぅん。でも、こちらがが納得するものじゃなかったら、
どんだけ終盤になってもノらないわよ?」
ソファに足を組んだままふんぞり返ったレイは
組んだ足の上の方の足をブラブラしながら言う。
「俺を誰だと思ってる?」
自信たっぷりにそう言う社長の表情を見てレイはガバと身を起こし、
前のめりになって叫ぶ。
「ノった!」
映画のイメージと衣装の希望イメージを聞き、
別室で夕凪の採寸を済ませていく。
来年3月に制作発表だというから、今から実質4か月半という短期間。
一ノ瀬の企画も乗っけるとなると、
本当にウチの総力を挙げてのプロジェクトになる。
だが通常通り一ノ瀬の企画を進めるよりは、
注目度も売上率もいつもより遥かに上になるし、
スタッフのモチベーションも桁違いに上がる。
モデル界に身を置いていたレイは、
そこを分かっているから打ち合わせもご機嫌で進めていく。
何より社長のあの一言。
『俺を誰だと思っている?』
アレが一番、レイをご機嫌にさせたんだろう。
「通常モデルを作って、数量限定の夕凪特別モデルを、作る。」
注目浴びることは間違いないからな。
「もちろん、何もかもこちらが持つ。」
「ふぅん。でも、こちらがが納得するものじゃなかったら、
どんだけ終盤になってもノらないわよ?」
ソファに足を組んだままふんぞり返ったレイは
組んだ足の上の方の足をブラブラしながら言う。
「俺を誰だと思ってる?」
自信たっぷりにそう言う社長の表情を見てレイはガバと身を起こし、
前のめりになって叫ぶ。
「ノった!」
映画のイメージと衣装の希望イメージを聞き、
別室で夕凪の採寸を済ませていく。
来年3月に制作発表だというから、今から実質4か月半という短期間。
一ノ瀬の企画も乗っけるとなると、
本当にウチの総力を挙げてのプロジェクトになる。
だが通常通り一ノ瀬の企画を進めるよりは、
注目度も売上率もいつもより遥かに上になるし、
スタッフのモチベーションも桁違いに上がる。
モデル界に身を置いていたレイは、
そこを分かっているから打ち合わせもご機嫌で進めていく。
何より社長のあの一言。
『俺を誰だと思っている?』
アレが一番、レイをご機嫌にさせたんだろう。