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漏らしちゃったの?
第4章 診察と検査
そうしてようやく3分が経とうとする頃。

「トイレ行こうか」

嶋池先生の許可が出た。

わたしは伊倉さんにそっと手を取られながら、共用トイレまで歩く。
けれど、1本踏み出す度に、猛烈な便意に襲われ、トイレに行くのがやっとだった。


ようやく、トイレに着いたと思った瞬間……
おしりの方が気持ち悪い感覚になる。

……もしかして、ちょっと漏れてる……?

一気に青ざめたわたしに、伊倉さんが声をかけた。

「海、漏れたかな……? 大丈夫だから、1回ズボンとオムツ脱いで、トイレ座ろう」

そうして、便座まで辿り着いて、ズボンとオムツを下ろされる。
オムツ内に、少量のお通じが漏れていて、恥ずかしさで赤面した。

「大丈夫、座って。全部出せるかな?」

伊倉さんが失禁したオムツを手早く片付ける。

「んーっ……」

力む間もなく、大量のお通じが便器に落ちる。
恥ずかしくて恥ずかしくて仕方なかったのに、どこかすっきりして気持ち良さを感じている自分もいた。

「よしよし頑張ったね」

「……恥ずかしいよ…………」

「うん、ごめんね。これも治療のためだからね。おしっこは出る?」

「……出る……」

さっき採尿で出したばかりなのに、おしっこもしっかり出て、その音がトイレに響くのが恥ずかしい。

「お通じの状態だけ、確認させて」

トイレに座ったまま、足を広げたその間から、伊倉さんがお通じの状態を確認する。

「……大丈夫そうだね。終わったら出てきて。トイレの前で待ってるから」

もうそのまま知らん顔して帰ってしまおうと思っていたのに、伊倉さんは隙がない。きっとトイレを出たらまた処置室へ連行されてしまう。

スッキリとへこんだお腹に向き合いながら、浮かない顔をした。
ああ、嫌だ。もう1つの検査はこんな思いしなくて済みますように……

祈ってみたけれど、それはもう無駄で、ささやかな祈りは見事に打ち砕かれることになる。
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