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漏らしちゃったの?
第6章 経過観察
もう一度、触れられる。
同じところを、今度はつねるように。

「んぁっ…………」

甘い吐息が漏れて、体の内側から潤っていく。
伊倉さんが、わたしのその様子を見て、ふっと笑い声を漏らす。


「そんな声だしたら、気持ちいいところ、すぐわかっちゃうよ?」

「……だっ……あっ……だって……」


伊倉さんの指が、わたしの体のアウトラインをなぞっていく。
すぐにびくびく反応する、わたしの体を弄ぶように。
頬、肩、胸、腰……そして、恥骨のあたりを、伊倉さんの手が通ると、目をつむって身体を震わせた。

愛おしい。

そんな感情が、伊倉さんの指から溢れているのは、きっと気のせいではない。捕らえた獲物をいたぶるようなその仕草は、ドSな伊倉さんの愛情表現だ。


「俺はね、触れたいよ……海の体に。」


完全に覆いかぶさった伊倉さんの体が、熱い。
耳元に降りてきた囁きに、身を震わせた。

耳が……なんでだろう……すごくくすぐったくて…………。
気持ちよさを認めざるを得ない。

「んんん…………やだ…………あ……」

わたしの耳と、伊倉さんの唇が、ゼロ距離になった。

ピチャ……ピチャ……

「んっ、んぁ……」

わざといやらしい音を立てて、伊倉さんがわたしの耳を食む。

「ふふ、また気持ちいいところ見つけた。その声、すっごくかわいいね」

耳元で囁かれた、かわいいの一言。
グラグラと……脳みそが溶ける、そんな危機感すらある。

伊倉さんに……飲まれていく…………
不快ではない、快感の大きな渦の中に。

Tシャツの裾、そこからするりと手が入ってきて、
いとも簡単に、胸の膨らみが、伊倉さんの掌に収まる。


「さて、海。どうする……?」


焦らすように、ゆっくりとブラの上から揉みしだかれる。

「ここでやめることもできるけど」

胸の頂きが、伊倉さんの素手に触れるか触れないかのところをさまよって、勝手に腰が動いた。

もう、後戻りなんてできない。
もっと気持ちよくしてほしい。

伊倉さんの手で。もっと…………



もっと…………



「……もっ……と…………っはぁ、っはぁ」




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