この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
漏らしちゃったの?
第6章 経過観察

「今日で3日ということは、明日で4日目。便秘してるのは前々から気づいてはいたし、今までまあ溜めても自然排便でできてるから、大丈夫とは思うけど……」

唾を飲み込む。その前置きは絶対に良くない。

「明日は診察だからね。海が受ける検査はお通じは出しておかないといけない」

身震い、3回目。今度は本当に恐怖。
伊倉さんが、わたしの下腹に触れる。軽く手で押すと、思わしくない顔をした。

膝の上で握った両手が、ガチガチに震えている。
つまりは……

「……やっぱ張ってるね。どっちがいい? 家で出しておくか、明日病院で出すか。どっちにしろ、浣腸には変わりないんだけどね」

そんな軽い調子で迫られても…………。
ドクドクと、心臓がなる音が聞こえてくる。

「どっちでもいいよ。家でするなら明日の朝かな。浣腸は買ってきてあるから」

ふっと笑う伊倉さん。
この状況で笑えるなんて……鬼……なんでしょうか……。

助かる方法は1つ。

頑張って、明日の朝までに自力で出すこと。

それって結構、無理かも……と思い、そして浣腸される運命を思うと……。

4度目の身震い。

もう声が出ないよ……。


「まあ、決めるのは明日の朝まででいいよ。わかったら歯磨きしてオムツ当てて寝るよ」

……気が重い。判決を待つ人の気持ちって、こんなものなのかな……。

無心で歯磨きをして、無心で布団に横になる。

オムツを当てるとき、伊倉さんが意識的にお尻の穴を刺激する。

「んー、明日お通じ出たらいいけどねぇ」

マッサージらしいけれど、気持ちが良くなってしまいそうで、すごく恥ずかしい。というか、もう気持ちがいい……。

とにかくこの夜は、祈りながら眠りについた。

/84ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ