この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
漏らしちゃったの?
第7章 お仕置と。

そうして、2週間後……。


「こんにちは、青凪さん」

キラキラと笑顔で迎えられ、反射的にわたしの笑顔は引きつる。
もうそうなるようにできているのだ。嶋池先生は、わたしの天敵だ。

「そんな顔しないで、週一回の診察にならなかっただけマシでしょう」

朗らかにそんなことを言いながらカルテをめくるものだから、わたしの引きつった笑顔が消えていった。

「えーっと……家でお通じは出てきたかな?」

前回処方された浣腸を使って出してきたことを思い出して、俯く。
小さな声で、「……はい」とだけ、応えた。

伊倉さんは今回も手厳しく、診察まで2週間の間、毎日排便があったか確認してきたし、結局、診察前に出てないのがバレてしまった始末である。
今回は四つん這いになって、浣腸をされるようなことを免れたが……。
死ぬほど恥ずかしい思いをしたのは、変わらない。

「うん、じゃあ診察に移っていくんだけど、その前に……」

嶋池先生がペンを置いてわたしに膝詰めで向き合う。
まっすぐにこちらを見つめて、改まったようなんだけど真剣な表情が気になった。変に、胸が鳴った。

嫌な予感、だったのだと思う。

「僕は泌尿器科なんだけど……一応、婦人科の先生も治療のチームに加わってもらおうと思って」

嶋池先生の後ろ、カーテンが開いて、1人の男性医師が顔をのぞかせる。



……端正に整った、きれいすぎるその顔に、戸惑いを隠せない。



/84ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ