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漏らしちゃったの?
第7章 お仕置と。
抵抗する間もなく、阿久津先生の指が、わたしの中に侵入してくる。
ゆっくりと傷つけないように。

「力抜いて」

そう言われて、力が入っていた事に気付かされる。

「青凪さん、お口で息しましょうか」

嶋池先生がわたしに声をかける。それでも無意識に息は浅くなる。

「吸って〜、吐いて〜」

嶋池先生の声に合わせて、息をする。

「そうそう、上手だね。もう1回、吸って〜、吐いて〜」

阿久津先生の指が動くたびに、少し痛みがあって、呼吸が乱れた。

「ちょっと腹押すぞ」

阿久津先生が、お腹を抑えたと同時に、子宮あたりに鋭い痛みが走る。

「ん゛ん……!!」

思わず声が出た。

「もう1回押すぞ、ちょっと我慢して」

阿久津先生が、もう一度、今度は少し強めに腹部を押す。
激痛が走る。

「いっ……! やめ……て……」

涙目になりながら懇願する。痛みでお腹に力が入って……
尿が漏れてしまった。

我慢しようにも止められず、そのまま失禁してしまう。

「あわ……わ、ごめんなさいっ……」

恥ずかしさで涙が出た。

「いいよ、青凪さん。そのままおしっこ全部、出しちゃおうか」

嶋池先生がそう言いながら、阿久津先生と痛みの原因について話し合う。

「子宮内に血液が溜まってるな」

「生理で上手く排出されなかったってこと?」

「生理とはまた別だな。血液が溜まると失禁するほどの痛みが出る」

「なるほど……」
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