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漏らしちゃったの?
第8章 伊倉さんと暮らす日々


朝だから、口から出ていくものは苦い胃液ばかり。
それでも、胃袋はぐるぐると動いて、吐くように仕向けてくる。


「うっ……う……」


「よしよし、大丈夫大丈夫」


嫌な味が、口いっぱいに広がるから、もう最悪である。

伊倉さんは、強めに背中をさすってくれる。

朝からわたしの下の世話に、嘔吐の処理、仕事みたいなことをさせてしまっていて、罪悪感でいっぱいになる。

吐き終わると、うがいをして寝込んだ。
今日はもう、起き上がれない。そう思った。



「海、顔色悪いね。まだ気持ち悪い?」

「うん……起き上がったらぐるぐるする」



目を瞑ったまま答える。


「今日は仕事、休みにできる?」

「でも……」

「そんな状態じゃ、仕事にならないでしょ」



……その通りである。



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