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漏らしちゃったの?
第8章 伊倉さんと暮らす日々


そして、オムツを当ててもらって、就寝する。


「ちゃんと良くなるからね、海」


伊倉さんは、私を腕枕すると、そう言いながら頭を撫でた。


「オムツも……取れるようになるの?」


「治療、頑張ったらね。大丈夫」


なかなか終わりの見えない治療に、不安を抱えながら、眠りに落ちた。



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