この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
蒼い春
第1章 ロストバージン
「あああ!!…」
自分でもビックリした。
養父がオンボロアパートに訪ねてきた夜毎に、
母が漏らしていた甘ったるい声が
自分の口からも洩れるなんて。
「いいんだよ。
感じることは悪いことじゃない…
もっと乱れてもいいんだよ」
さらに奈央を感じさせようと、
養父の舌が
まだまだ小さい愛の芽の包皮を捲り上げて
チュとキスをした。
「あああああ!!!!」
ビリビリと電流が身体を突き抜けた。
自慰で経験した以上の官能に酔いしれた。
これが男に愛撫される喜びというものだろうか…
「気持ちいいだろ?こんなのはどうだい?」
舌で愛の芽をクリクリと転がされた。
「あん!!ダメ!!!
なんだかおかしくなっちゃう!!!!」
「いいんだよ。おかしくなってもいいんだよ…」
執拗に愛の芽を愛撫された。