この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
蒼い春
第4章 同僚の沢口先生

なんだよ一体…
沢口が小声でブツブツ言いながら
腕を伸ばして受話器を取った。

「はい…」

『お客様、当ホテルは夜11時を過ぎますと、
宿泊料金を追加させていただきますが、
ご宿泊でよろしいでしょうか?』


枕もとのデジタル時計に目をやると
時刻は10時45分だった。



「やば!!!」
そう叫ぶと、受話器に向かって

「えっと、チェックアウトします」

そう言って受話器を元に戻した。


「奈央ちゃん、帰らなきゃ。
思ってたより時間が経過していたみたいだ。
月島先生は食事だけと思っているだろうから
あまり遅くなると心配させてしまうよ」


そのとおりだわ。

まさか2人が
愛し合う関係になってしまってるなんて
思ってもいないはずだわ。

慌てて身支度を整え、
ホテルを飛び出し
大通りでタクシーを捕まえると
帰宅の途についた。


/115ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ