この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
蒼い春
第4章 同僚の沢口先生

月島邸は明かりが煌々と灯っていた。

腕時計を確認すると12時近くになっていた。


就寝の早い夫妻がまだ起きてる?

「今夜は、遅いからこれで失礼するよ」

タクシーの中の沢口としばらく見つめ合った。

タクシーの運転手が苛立って
「出していいですか?」と発車を促した。


小さくなるテールランプを見届け
玄関の鍵をバッグから取り出し、
静かに解錠して中の様子を窺った。

明かりはついているものの
物音ひとつしなかった。

帰宅のために
明かりだけを灯してくれてたのだろうか。


「ずいぶん遅かったね?」

いつの間にか月島が背後に現れていた。


「こんなに遅くまで出歩くことを
許可した覚えはないんだがね!
奈央ちゃんは私たちにとって娘同然なんだ。
遅くなるなら遅くなるで
電話一本ぐらいかけてきたらどうだね」

/115ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ