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蒼い春
第5章 保健室の引きこもり生徒

赤羽くんの舌は
リズミカルに
クリトリスを刺激してくれました。

でも…やはり女を知らない男の子だわ。


この子の舌技じゃ、逝けない…

逝きそうになってるのに、
舌の動きが止まる。

まだ舌の使い方がわかってないのね。


ひたすら動かすものだから、
肝心なときに疲れて
インターバルを取っちゃうのね。

大人の男なら…
疲れてきたら、グッと押し当てて

ずる賢く休憩を取りながら
女の官能を冷まさせないように
してくれるんだけど…

童貞くんを相手にするときは
自分が逝くことを考えてはダメね。

奈央は当初の目的どおり、
赤羽くんの性教育に徹底することにした。

「女の性器を堪能した?」

そう聞いてあげると

「はい」と素直に返答してきた。


「でも、俺…入れたいんだ」


そうよね。
ここまできたら童貞を卒業したいよね。


わかったわ。

奈央は赤羽くんの体の上で身体を反転させた。

彼の口元は奈央の愛液でベトベトになっていた。

「がんばってくれたのね、ありがと…」

慰労を込めて彼の唇にキスをした。


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