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保険外交員の営業痴態
第12章 実家にて…

亀頭の先の雫をペロリと舐めとる。

『美味しい…』

抱かれたくないなあと思う相手の
我慢汁はとても不快だが
自分の好みの相手だと不思議と我慢汁さえ
美味しいと感じた。

真由美は根っからのセックス大好き女ではない。
愛のある性交をしたいと思っている女なので
体液も真由美が気に入ったタイプかどうかで
味わいも変わる。

進一を恋愛対象として考えたこともなかったが
決して嫌いな相手じゃない。
いや、むしろ性欲解消のパートナーとしては
申し分ない。

だけど、授かり婚を企む男なのだから
もしかしたら情け容赦なく
中だしをするかもしれない。

「ちょっとだけ待っててね」

真由美がペニスから口を離したので
「おい、即フェラしろよ」と進一がせがんだ。

「コレなしでセックスをしてはいけない規定なの」

真由美はバッグからコンドームを取り出した。

「ゴムなしの方が気持ちいいに決まってるだろ」

進一はコンドームの装着を嫌がった。

「ダメ!ゴムを着けてくれないと
私、心の底から燃えないわ」

変わった奴だな
普通は逆だと思うぞ

そのようにブツブツと文句を言いながらも
早く着けろよとコンドームの装着を認めてくれた。


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