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短編集 一区間のラブストーリー
第13章 第十三話
そんな凌辱の行為であったとしても
比奈子は感じまくった。
男の動きにあわせて
艶めかしい声で男の射精を促す。
挿入から全力疾走の男はものの数分で
「逝っちまいそうだ」とねをあげた。
「まだダメよ!もっと、もっと頂戴!!」
比奈子は膣を締めて
男のペニスをキリキリと締め上げた。
だがその締め上げが災いした。
あまりにも具合の良い比奈子のおま〇こに男は腰を引き、
ペニスを抜くや否や比奈子のタンクトップに精液をぶちまけた。
「あんたのおま〇こ、すっげえよかったぜ。
また玩具を配達したときは宜しく頼むぜ」
駐禁に引っかかるとまずいんでねと
男はそそくさと帰っていった。
しばらくは放心状態だった比奈子はようやく躰を起こし、届いた荷物のパッケージを破いた。
そして中の玩具を取り出すと自分で慰めはじめた。
『ああ…やっぱり生の男にはかなわないわね…』
明日にでも新しい玩具を注文しよう。
今度は全裸でドライバーをお迎えするわ…
第十三話 完