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あなたの手当て
第3章 僕のくそ度胸
【side菅波】
避妊具を装着するのに
手間取ってしまってるうちに
百音さんが僕を気遣ってくれる。
彼女もおそらく
初体験だろうに
ほんとにくそ度胸だなと苦笑する。
我ながら情けない。
「よしっ、と」
確認すると
起き上がった百音さんに
お詫びの口付けをする。
「ごめん、ありがとう」
「ん﹍」
静かにゆっくりと
再び彼女の身体を押し倒す。
「はぁはぁ」
長い口付け
どのくらい交わしただろう。
肩で呼吸する百音さんと
ひとつになりたい欲求だけが
僕の心を埋めつくしていく。
次の瞬間
「うぅ﹍」
全身が強ばる彼女をみて
一瞬怯みそうになったが
「大丈夫、身体の力抜いて」
声をかけるが。
辛いのか?
いや、痛むのか?
「先生、大丈夫みたい
このくらいなら大丈夫﹍
先生とひとつになりたい」
ぎゅうっと力を込めて抱きしめると
百音さんと僕はひとつになった。
はぁはぁと
百音さんの
甘い吐息が
僕の理性を狂わせるようだ。
まるで麻薬みたいに。
避妊具を装着するのに
手間取ってしまってるうちに
百音さんが僕を気遣ってくれる。
彼女もおそらく
初体験だろうに
ほんとにくそ度胸だなと苦笑する。
我ながら情けない。
「よしっ、と」
確認すると
起き上がった百音さんに
お詫びの口付けをする。
「ごめん、ありがとう」
「ん﹍」
静かにゆっくりと
再び彼女の身体を押し倒す。
「はぁはぁ」
長い口付け
どのくらい交わしただろう。
肩で呼吸する百音さんと
ひとつになりたい欲求だけが
僕の心を埋めつくしていく。
次の瞬間
「うぅ﹍」
全身が強ばる彼女をみて
一瞬怯みそうになったが
「大丈夫、身体の力抜いて」
声をかけるが。
辛いのか?
いや、痛むのか?
「先生、大丈夫みたい
このくらいなら大丈夫﹍
先生とひとつになりたい」
ぎゅうっと力を込めて抱きしめると
百音さんと僕はひとつになった。
はぁはぁと
百音さんの
甘い吐息が
僕の理性を狂わせるようだ。
まるで麻薬みたいに。