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あなたの手当て
第3章 僕のくそ度胸
【said百音】
「うぅ﹍」
怖さと緊張で強ばる私を感じて
先生が一瞬怯んだようで
「大丈夫、身体の力抜いて」
声をかけてくれる。
ちょっと痛む?
かな?
でも
我慢出来る。
「先生、大丈夫みたい
このくらいなら大丈夫﹍
先生とひとつになりたい」
私がそう言うと
ぎゅうっと力を込めて抱きしめてきて
先生と私、ひとつになった。
最初はちょっとぎこちない感じがしたけれど
段々身体が溶けていくようで
麻薬みたいに痺れる甘い感覚に
次第に意識を手放していった
気付くと
私はあのまま眠っていたようで
先生が起きてシャワーを浴びに行っていた。
しばらく余韻に浸りながら
微睡んでいると
シャワーからあがってきた先生が
私を覗き込んでくる
「お目覚めですか?」
石鹸の匂いがふわっと
鼻に心地よい
「すみません、気持ち良さそうに眠っていたので先にシャワー行っちゃいました。」
「いえ、あの、いいんです。
あの﹍私も﹍その﹍
お借りしていいですか?」
顔を赤らめて言うと
先生が
「もしかして﹍」
そっと布団を剥がす。
シーツに赤い花が咲いていた。
「すみません、ほんと、ごめんなさい、あの、お洗濯します。ちゃんと」
先生が私を咄嗟に抱きしめる。
「こっちこそ、ごめん」
「うぅ﹍」
怖さと緊張で強ばる私を感じて
先生が一瞬怯んだようで
「大丈夫、身体の力抜いて」
声をかけてくれる。
ちょっと痛む?
かな?
でも
我慢出来る。
「先生、大丈夫みたい
このくらいなら大丈夫﹍
先生とひとつになりたい」
私がそう言うと
ぎゅうっと力を込めて抱きしめてきて
先生と私、ひとつになった。
最初はちょっとぎこちない感じがしたけれど
段々身体が溶けていくようで
麻薬みたいに痺れる甘い感覚に
次第に意識を手放していった
気付くと
私はあのまま眠っていたようで
先生が起きてシャワーを浴びに行っていた。
しばらく余韻に浸りながら
微睡んでいると
シャワーからあがってきた先生が
私を覗き込んでくる
「お目覚めですか?」
石鹸の匂いがふわっと
鼻に心地よい
「すみません、気持ち良さそうに眠っていたので先にシャワー行っちゃいました。」
「いえ、あの、いいんです。
あの﹍私も﹍その﹍
お借りしていいですか?」
顔を赤らめて言うと
先生が
「もしかして﹍」
そっと布団を剥がす。
シーツに赤い花が咲いていた。
「すみません、ほんと、ごめんなさい、あの、お洗濯します。ちゃんと」
先生が私を咄嗟に抱きしめる。
「こっちこそ、ごめん」