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あなたの手当て
第3章 僕のくそ度胸
【said菅波】
百音さんが
意識を手放して眠ってしまったので
僕はそっとベッドを抜けて
シャワーを浴びに行った。
戻ってきても
すやすや可愛らしい顔で眠っている
百音さんに
顔を寄せようとしたら
彼女が目を覚ました。
「お目覚めですか?」
声をかける。
「すみません、気持ち良さそうに眠っていたので先にシャワー行っちゃいました。」
「いえ、あの、いいんです。
あの﹍私も﹍その﹍
お借りしていいですか?」
彼女は顔を赤らめて言う。
「もしかして﹍」
そっと布団を剥がす。
シーツに赤い花が咲いていた。
「すみません、ほんと、ごめんなさい、あの、お洗濯します。ちゃんと」
百音さんがしきりに謝るので
いたたまれなくなった僕は
咄嗟に彼女を抱きしめる。
「こっちこそ、ごめん」
百音さんを先にシャワーに行かせて
僕は救急箱からオキシドールの瓶を取り出す。
シーツの赤い花に少しつけると
涙のように滲んだ
「ごめん」
僕は心の中でしきりに呟いていた。
百音さんが
意識を手放して眠ってしまったので
僕はそっとベッドを抜けて
シャワーを浴びに行った。
戻ってきても
すやすや可愛らしい顔で眠っている
百音さんに
顔を寄せようとしたら
彼女が目を覚ました。
「お目覚めですか?」
声をかける。
「すみません、気持ち良さそうに眠っていたので先にシャワー行っちゃいました。」
「いえ、あの、いいんです。
あの﹍私も﹍その﹍
お借りしていいですか?」
彼女は顔を赤らめて言う。
「もしかして﹍」
そっと布団を剥がす。
シーツに赤い花が咲いていた。
「すみません、ほんと、ごめんなさい、あの、お洗濯します。ちゃんと」
百音さんがしきりに謝るので
いたたまれなくなった僕は
咄嗟に彼女を抱きしめる。
「こっちこそ、ごめん」
百音さんを先にシャワーに行かせて
僕は救急箱からオキシドールの瓶を取り出す。
シーツの赤い花に少しつけると
涙のように滲んだ
「ごめん」
僕は心の中でしきりに呟いていた。