この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
あなたの手当て
第3章 僕のくそ度胸
【said菅波】

百音さんが
意識を手放して眠ってしまったので
僕はそっとベッドを抜けて
シャワーを浴びに行った。

戻ってきても
すやすや可愛らしい顔で眠っている
百音さんに
顔を寄せようとしたら

彼女が目を覚ました。

「お目覚めですか?」

声をかける。

「すみません、気持ち良さそうに眠っていたので先にシャワー行っちゃいました。」


「いえ、あの、いいんです。
あの﹍私も﹍その﹍
お借りしていいですか?」

彼女は顔を赤らめて言う。

「もしかして﹍」

そっと布団を剥がす。

シーツに赤い花が咲いていた。

「すみません、ほんと、ごめんなさい、あの、お洗濯します。ちゃんと」

百音さんがしきりに謝るので
いたたまれなくなった僕は
咄嗟に彼女を抱きしめる。

「こっちこそ、ごめん」


百音さんを先にシャワーに行かせて
僕は救急箱からオキシドールの瓶を取り出す。

シーツの赤い花に少しつけると
涙のように滲んだ

「ごめん」

僕は心の中でしきりに呟いていた。

/24ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ