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短編 出張の一夜
第3章 上司のオナニー
桧山は藍子に凝視されているのも気付かなかった。
それどころか、
スマホ画面の中で乱れる女を藍子に見立てて
自分が藍子を抱いている妄想に突っ走ていた。
『おおお!宮間くん気持ちいいぞ~
宮間くん…いや、藍子と呼ばせてもらおう、
藍子のオマ○コすごく小さくてよく締まるよ』
藍子にインサートしているのを妄想して
ペニスを握る手にグッと力を込めた。
根元をギュッと握ると血流の逃げ場がなく、
桧山のペニスは一段と逞しさを増した。
尿道口からはガマン汁と言われる透明な液体が ツ、ツ、ツーと流れ落ちた。
それを手ですくい、
亀頭にグリグリと擦り付けた。
潤滑油の役目をなすガマン汁が
なんとも心地よい。
イヤホンから流れる女の声が
『イク!イク!イっちゃう!!』と叫んでいた。
まだだ、まだイクな!
もっと、もっと俺のちん○を味わえ!
桧山は佳境に近づきつつあった。
スマホを枕の上に投げ捨てると、
枕元に置かれているティッシュBOXから
シュ、シュ、シュっと 3枚ほど
軽快なリズムで抜き取り、
いそいで亀頭に被せた。
イヤホンから、女が絶頂を迎える叫び声が流れる。
「あああ…俺もだ、イキそうだ!
い、イクよ藍子!!」
興奮の坩堝(るつぼ)に達した桧山は
妄想を口に出した。
熱いものがペニスの根元に発生して
噴射口をめがけて激流となった。
「おおおお!!!」
大量のスペルマが虚しくティシュに吸い込まれた。