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いろはにほへと~色は匂えど~
第4章 月謝は体で
「月謝ができるまで
あの子に寺子屋を休ませてもええんやけど、
あの子ったら大層この寺子屋が
気に入ってるようで…
親としてはなるべく
続けさせてやりたいんやわ…」
そう言われて
毎日楽しそうに学ぶ次郎太の顔が目に浮かんだ。
「そこで相談なんやけど…
うちの体で払うという訳にはいかんやろか?」
「体?!」
「うちの亭主が言うには
子供を二人も産んだ割には
ええ道具を持っていると
褒めてもらってるんやけど…」
そう言うと次郎太の母親は
策ノ進に寄りかかってきた。
「いや…しばし待たれよ…」
無碍に突き飛ばす訳にはいかず、
策ノ進は女の肩を抱いて受け止めていた。
「年増女やけど、
絶対に満足してもらえると思うねん…」
そう言うや否や、
女は策ノ進の唇に吸いついてきた。
ここへ来る途中で
野いちごでも囓ってきたのか、
その接吻は甘酸っぱい味がした。
「ほら、久しぶりなんやろ?
おっぱいを吸ってもええんやで」
お吉との関係を知らぬ女は
策ノ進が女に不自由していると
思っているのだろう。
女の色気全開で策ノ進にのし掛かってきた。
懐から零れ出た乳は
子育てで吸われまくったのだろう
乳首は黒く大きく肥大していた。
その乳房でビンタでもするかのように
ペタペタと顔を叩かれた。