この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
いろはにほへと~色は匂えど~
第1章 浪人 策ノ進

江戸幕府が開設され、
徳川家により日の本の国は平穏な時代となった。

幕藩体制がしっかり整われたことにより、
石高(こくだか)の少ない藩は武芸の鍛錬よりも
参勤交代の準備に明け暮れる日々であった。

ここ大坂でも冬の陣、夏の陣と
たいそうな争いがあったことなど夢のように
平穏が訪れていた。


大坂は商人の町として知られるようになったが
河内の山の麓では商いよりも未だ農家が多く、
ほとんどの民は田畑を耕して暮らしておった。



そんな小さな山村に
ある日、浪人がやって来た。

侍の名は「是永 策ノ進(これなが さくのしん)」と言った。

策ノ進は腕の立つ侍であったが、
藩の剣術大会で家老の跡取り息子を
こてんぱんに打ちのめしてしまったものだから

城内でたいそう立場が悪くなり、
やがてここには自分の居場所がないのだと悟り、
脱藩して放浪の旅に出たのだった。

/80ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ