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いろはにほへと~色は匂えど~
第9章 お吉を奪い返す

策ノ進がお吉を連れて帰った事に
庄屋は我が目を疑った。
事の経緯を申すと庄屋は涙を流して喜んだ。
「庄屋殿…親子の再会に水を差すようですまんが…
お吉を嫁に戴きとうございます」
かまわん、かまわん
城に召し取られて
二度と会うこともないと思っておった娘と
こうして再開出来たのも先生様のおかげ…
そう言って二つ返事で
祝言をあげることに賛成した。
。。。。。。。。。。
「やっぱりここが一番落ち着くわ」
お吉は寺子屋のあるお堂の寝間に入るなり
小躍りした。
「このようなむさ苦しい所がか?」
そう言いながらも、
お前がおればここも花畑じゃと
策ノ進はお吉を抱きしめた。
「うちのお股の花も今が満開やで」
そう言ってお吉は着物の裾をたくし上げた。
途端にほこり臭い寝間に女の香りが広がった。
策ノ進はたまらずに
その桃のような尻にしゃぶりついた。
何試合も勝ち抜いたのだから
体はクタクタであったが、
驚いたことに
へのこはこの世の春とばかりに
ギンギンに芽吹いていた。

