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濡れるハイスクール
第4章 学園長 林芙美子と銀行の支店長
シャワーを浴びて
濡れた体のままガウンを羽織り
ソファーに深々と腰掛け、
お気に入りのワインで喉を潤しながら
芙美子は恭輔の事を考えていた。
『男盛りのあの人が勃起しなかった…
やはり私には女としての魅力がないのかしら…』
ガウンの襟元から手を差し入れて
豊満な乳房を揉んでみる。
60代とは思えない手に吸いつくような
しっとりとした肌…
そんじょそこらの女には
負けない自負はあったが
それでも処女を散らした時のような張りはない。
もし、恭輔が若い女にたぶらかされたら
イチコロでそちらに突っ走るだろう。
なんとしてでも恭輔を
自分の手元においておきたい…
「どうしたらいいかしら…」
芙美子は思案を声に出して呟いた。
きっと彼にも性に対する嗜好があるはずだわ。
嗜好を堪能させてあげることが出来れば
私の虜になるはずだわ。
それに…今日は、たまたま
調子が悪かっただけかもしれない。
明日、いろいろと責めても勃起しなかったら…
その時はドラッグの力を借りてでも勃起させるわ。