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蜜と獄 〜甘く壊して〜
第6章 【あなたに壊されたい】
根元が波打ちドクドクと濃い精液が口内にしぶきを上げた。
一滴残さず喉に流し込む。
凄い……まだ出てる。
上下する度に舌の上に乗る精液。
カリのところで優しく歯を立てたら大きな声が漏れた。
「出た……全部出たよ、紗衣」
髪を撫でて私を見る妖艶な瞳。
顎に垂れた残り精子も指ですくって舐める。
「ハァハァ……美味しかったです」
「満足した?俺はまだだけど」
思いの外激しく動いたので体力は消耗してる。
でもすぐ続きがある事は百も承知。
一度で終わる筈がない。
手を引かれ立ち上がりベットまで連れて行かれる。
冷蔵庫から出したミネラルウォーターを口移しで飲まされた。
服は剥ぎ取られ少し冷たい舌先で乳首を転がされる。
思わず声が出て脚に当たっている堤さんのペニスがもう固くなっているのに気付いた。
待てない私は身体を起こし手コキしてしまう。
押し倒して跨るの。
「おい……紗衣」
「もう充分濡れてます…」
「初めてだな、そんなせっかちな紗衣見るの」
「じゃ、覚えてください……禁欲後の私はこうなんで」
「わかった、肝に銘じておくよ」
「もう挿れて良いですか」
「待てないんだろ?」
「ん………待てません」
「自分で挿れてごらん」
腟口に先端を当てるとヌルッともう挿入りそう。
「すげぇ濡れてる」って色っぽい声。
膣壁を押しのけて挿入っていく固いペニス。
亀頭を呑み込んだ瞬間大きく喘いでしまった。
「紗衣っ……まだ締めんな……ゆっくり動け」
「んんっ……あはぁ……ん…っ」
全部挿入ったところで脚が僅かに痙攣する。
忘れた訳じゃないあなたの形にもう絶頂してしまいそう。
耐えれてもほんの数分だ。
「どうした?紗衣、動けないか?」
「んんっ……待って」
「イキそうなんだろ?本当、ちゃんと禁欲してたんだな?」
「い、一崇さんは?一人でしましたか?」
「俺もちゃんと禁欲したよ、する暇なんかなかったっつーの」
「ですよね、いつも忙しそうでした」
「早く紗衣を抱きたくて仕方なかったよ……動いて良いか?お前の中、もっと堪能したい」