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Kiss Again and Again
第13章 十四夜

空いた方の手が 浴衣の前を広げ 腿を撫で始める。

 「こんなところで こんな・・・」 
 樹さんの腕を これ以上はさせまいと 掴んでいるのに まったく動じない。
 「食事の間中 浴衣の下を想像して たまらなかったんだよ。 触るくらい いいでしょう?」

 言われた通りに下着は着けていなかったから 樹さんの指は 簡単に 望むところにたどり着く。 さわさわとヘヤを撫でながら 唇が首筋を這う。

 「こんな・・・ もう・・・ やめて・・・」
 「・・・やめない」

 固く閉じ合わせていた脚を 樹さんは 膝で押し開く。 指が 入ってくる。
 「あ・・・ん・・・」
 声を 熱い唇が 閉じ込める。

 「終わりました。 では ごゆっくり。 失礼いたします」

 「ごゆっくり、だって」

 仲居さんの声掛けにも 全くひるまず 図々しいほどの余裕で 笑いを含んだ声が 唇の上で聞こえる。

 弄ばれているようで 憎たらしいのに 樹さんの指は いやらしい音を立てている。 自分でも信じられないくらい 感じている。

 「不便だけど それも いいかな? こんなことできるし」
 「あゆちゃんも 感じているし」

 愛壺の中で 長い指が蠢く。 背中に稲妻が走ったように反り返る。


 たった数か月前まで 別な男を欲っして応えていた身体が 新しい快感に震えながら 次を求めている。 

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