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Kiss Again and Again
第13章 十四夜

 樹さんの動きが だんだん速くなり 激しく突き上げられて また登りつめてしまった。
 わたしの腰を しっかりと抱き寄せ 樹さんは 中に放った。

 ぐったりと動くこともできないわたしの身体を ティッシュできれいにしてくれ 浴衣まで着せてもらった。

 「あのね・・・ あっちのお布団で寝ませんか?」
 「いいけど・・・ どーして?」
 「だって 一組しか使っていないと 恥ずかしいでしょう?」
 「そんなこと 気にするんだ」 
 華やかに笑いながら 樹さんがわたしを抱き上げる。 わたしは ぐったりして指一本動かすのだって大儀なのに 樹さんには まだこんな力が残っているんだ・・・

 隣のお布団を見ると シーツが半端なくシワだらけで 何をやった後なのか 一目瞭然だ。 やっぱり 旅館って 不便かもしれない。


 不思議なくらい幸せな気持ちで眠りに就き 不思議なくらい幸せな気持ちで目醒めた。

 樹さんは すでに目醒めていて わたしを見降ろしている。 その目は 穏やかに満ち足りていて 茶色にもどっていた。

 「おはよう」
 「おはようございます。 もしかして 寝坊してしまいましたか?」
 「多分 朝食には間に合わないと思うから 食べに行かずに お風呂に入ろっ」
 「えっ そんなに・・・ 起してくださればいいのに」
 「そんなもったいないこと しない」

 「最後なんだから お風呂に入ろう」

 朝でしょう? こんなに明るいのに?
 「強行突破 する?」
 「いえ・・・ 入ります」

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