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Kiss Again and Again
第15章 クリスマス後

 「お腹が空いたでしょう? 何を食べようか?」
 「温まるものを」
 「モツ鍋でも 食べる?」
 「お鍋 いいですね。 一人では食べないから」


 居酒屋のようなお店に入り モツ鍋をたのんだ。 樹さんは 車だからお酒は飲めないので わたし用にウーロンハイを頼んでくれた。
 オーダーを済ませたあとで スマホをチェックしている。

 「あぁっ」
 「なに? どうかしましたか?」
 じぃっ、と わたしを見る。
 「明日は 休み?」
 「いいえ。 午後から」
 「僕 休み」
 「はい。 さっきそう・・・」
 「出ようか?」
 「えっ!? お鍋 頼んだばかりですよ」
 「うーーーん。 失敗したなぁ・・・ 持ち帰れるものにすればよかった」
 「なにか 用ができましたか?」
 「うーーーん。 じゅんが 今日は男のところに泊まるって」

 少し考えてみて 樹さんが考えていることがわかった。
 「でも、ね お泊りセット 持って来ていないので」
 「そんな言葉で この僕が そうですか、とか言うとでも思っているの?」

 思ってはおりませんが・・・一応・・・

 テーブルに置かれたウーロンハイを見た途端
 「あゆちゃんは あまり飲んじゃあだめ。 すぐ 寝ちゃうから」
 「あ・・・はい・・・」

 今の言葉で 身体の芯が 熱くなった。

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