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Kiss Again and Again
第18章 再 会

 朝? 
 目が醒めると ひとりでベッドで眠っていた。
 あれは 夢だったのだろうか?
 咽喉が渇いたので 起き上がり歩いてみた。 足には 湿布がしてある。 そのせいか 腫れは いくらかマシになっている。 でも 目が回る。
 テーブルの上には 栄養ドリンクが2本と解熱剤。 体温計もある。

 夢じゃあない。 海が来たのだ。

 お熱を測ってみた。 すぐに音がした。 39度2分。 どうなっているの?
 冷蔵庫の中から スポーツドリンクを取り出した。 プリンが3個、 ヨーグルトが2個。 皮を剝いて詰め合わせたフルーツの容器もある。
 「お言葉に甘えて・・・」
 声に出して言い プリンをひとつ食べることにした。 味が 全くしない。 無理に飲み下して 解熱剤を栄養ドリンクで流し込んだ。

 丸一日 眠っていた?
 会社に 欠勤の連絡をした。

 とにかく 普通じゃあない。 足の怪我のせいにしては お熱が高すぎる。 病院に行かなくては。 内科と外科がある病院。 

 肌に当たるシャワーの温度が わからない。 いつもと同じはずだから これでいい。 髪を乾かさなくてはいけないのに もう精も根も尽き果てたかんじで 立っているのもつらい。 しっかりして・・・ ちゃんとしなくては・・・
 ひたすら 眠りたい・・・


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