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Kiss Again and Again
第18章 再 会

 目が醒めると 隣には海が横になっていた。
 状況を理解するのに しばらく時間がかかった。

 「熱を測ってみようか?」

 「まだいてくださったの?」
 「あゆから拒否られないのは こんな時くらいだから そばにいるよ」
 体温計を渡しながら 海が言う。
 「8度5分。 8度台までさがったね。 何か食べないと」

 そうだった。 この人は 日常生活では こまめに動く人だった。

 「こんなことして・・・ お仕事 大丈夫だったのですか?」
 「仕事なんて 僕ひとりがいなくたって どうにかなるものでしょう? 今のあゆの方が 僕を必要としてくれている」


 この人のこと キライになったわけじゃあなかったんだ・・・
 ただ ひどい扱いをされて 憎くて 怨んで 忘れた。
 美しくて 優しいフリが上手で 嘘つき。



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