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Kiss Again and Again
第19章 恋愛事情


 「それで わたしが処女だったので びっくり?」
 「あゆ そんなこと言うようになったんだ」

 ううん。 なんだか申し訳ないような気分だから 自虐的になってるの。

 「それどころじゃあなかったよ。 あゆの傷口をみたから それどころじゃあなくなった。 もっと大切なことがあったからね」

 そのとき お店の人が お皿を下げにきてくださり 助かった。


 「食後のコーヒーは あっちの席で頂いてもいいですか?」
 海が指したのは 縁側のようになっている以前座った席だった。
 1時半をまわり 人がまばらになっている。

 「どうぞ 移動してください。 コーヒーはあちらの席にお持ちいたしますから」

 コーヒーを持ってきてくれた女の人が
 「どーぞ。 お久しぶりですね」
 「はぁ。。。」
 「以前 おふたりでいらしてくださいましたよね」
 「はい。 一度だけなのに よく憶えていていただいて」
 「とってもお似合いでしたから」

 もう二年以上も前なのに。 お似合いだったの? あのころのわたしたち。

 「ごゆっくり」

 海も驚いていた。
 「随分前だよね。 こんな仕事をしている人って すごいなぁ」

 あの時陰気に見えたお庭は 手入れされ 沢山花が植えられ 魅力的だった。
 「そんなに混んでいなかったから 帰りは運転してみる?」

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