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Kiss Again and Again
第5章 はじまりのはじまり

 女子会をしよう、と ほのかちゃん。 
 何か あった? みたいな感じだった。
 どこかに飲みに行くのかと思っていたら 「あゆんちで」 と言う。
 ほのかちゃんも純子ちゃんも 自宅から通学しているから 「あゆんち」で 飲み明かすお泊り会、ということになった。

 そんなことは 大学生活で 初めてだった。

 金曜日の授業が終わって 三人が集まると ほのかちゃんは とっても身軽なのに 純子ちゃんは コロコロのついたカートという大荷物。
 「なにっ それっ?」
 「シーツと タオルと パジャマと着替え。 食器は重たいから 持って来なかった。 貸してね」
 「えーーーっ うっそぉ。 私なんて パジャマはあゆのを借りるつもりで 下着と歯ブラシくらいしか持って来なかった。 あゆ・・・ 大丈夫? 他のものは借りてもいい?」
 「そりゃあそーでしょう? シーツやタオルまで持って来るなんて じゅん 大変だったでしょう?」
 「もしかして じゅん お泊りとか 初めて?」
 「おばーちゃんち、とかならあるけど 友達んちに泊めてもらうのは 初めて」
 「えーーーっ うっそぉおっ」

 楽しいことがおこりそうな予感。

 駅の近くのスーパーで 食料品やお酒なんかを 三人で ワイワイしながら時間をかけて買った。 出来合いのものを買おうとするほのかちゃんに 純子ちゃんは 「アヒージョなら 私が作るから」「オイルサーディンを買って あとは 生ハムかな? 前菜にしよう」とか言う。 負けじと「冷凍のパスタやピザがあると便利だよ」とほのかちゃん。 お酒を何種類も買おうとするほのかちゃんに 「誰が 持つの?」あくまでも冷静な純子ちゃん。

 こんな二人だけど ほのかちゃんは TOEICはEXCLLENCEだし 純子ちゃんは 薙刀有段者と 何気にすごい。

 
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