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女優
第2章 いざ本番
そう告げると
「はあ~?利益還元?
あのグループが総勢何名いたか知ってますか?
一人当たりの単価なんて、
そりゃあもう微々たるものですよ。
それに、あんたをセンターに据えるのに
どれだけの金をプロデューサーに
貢いだと思ってるんだ!」
独立して稼ぐどころか
泣かず飛ばずじゃ採算が合わねえんだよ!と、
愛子の髪の毛を鷲掴んでブルンブルン振り回した。
ショックだった。
実力で勝ち得たセンターではなく、
お金を使って踊らされていたなんて…
泣き出しそうな愛子の肩を抱いて
男優が慰めてくれた。
「ショックか?でも売れなくなったら
こうして手っ取り早く稼ぐのが
芸能界のしきたりだからさ。あきらめろ」
おいおい、
おままごとのような芝居はもういいでしょ、
こんなことに時間をとってたら
ディスクが何枚あっても足りませんぜ。と、
寡黙だったカメラマンがイラついて声を発した。
「まあそうカリカリしなさんな。
じゃあ、男優さんのリードでよろしく~」
監督がカメラマンをなだめた。
そして、監督のアクションの掛け声と共に、
愛子は男優の手によって
クルリとマングリ返しされた。
あっという間に無防備になった愛子の秘部に
男優が吸い付いた。