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女優
第8章 第三部 序章~ネットカフェにて~

仕事以外で他人の精液など
膣に受け止めたくはなかった。

ペニスを引き抜きたくて
押さえ込まれている体を
少しずつズラす事を試みたが
なにぶん狭いブース故に
すぐに頭が壁に当たってしまい
もはやどうにもならない体勢となった。

店員の男が突く度に頭が壁に当たって
「ゴツン、ゴツン」と鈍い音を立てた。

その一定したリズムが
ここでSEXをしていますと
宣言しているようなものだった。

「イク!イクっ!たまんねえ!!」

店員の男が全体重を愛子にかけると
口を塞いでいた手を離した。

大声で助けを求めようとした瞬間、
店員の男はタラコのようなぶ厚い唇を押し当てて
愛子の口を塞いだ。

「ヴ…ヴっ!」

ギャラが発生するAVの仕事ならば
見ず知らずの男の唇さえ甘んじて受け止めるが、
こんな凌辱は堪えられない。

愛子がイヤがっているのもお構いなしに
店員の男がジュルジュルと
唇に吸いついて離れない。

そして、ようやく唇が離れたと思った瞬間、

「ひゃああ~」と情けない声を発しながら射精した。

濡れていないおまんこの膣(なか)が
燃えるように熱くなる。

ドクン、ドクンと男は
二度三度と射精の砲撃を打ち鳴らした。

余韻に浸っているのか男の動きがピタリと止まる…

やがて強張りをなくしてちんぽが
ズルズルっとおまんこから後退し始めた。

完全にペニスが抜けると
後を追いかけて白いエキスが零れはじめる。

店員の男は「記念にしよう」と言って
ズボンの尻ポケットからスマホを取り出すと
カシャカシャカシャと連射で撮り始めた。

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