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女優
第8章 第三部 序章~ネットカフェにて~
男のザーメンが後から後から流れ出て
ショーツのクロッチを濡らす。
あまりの気持ち悪さに
某有名百貨店でショーツを購入して
トイレに駆け込んだ。
有名百貨店だけあって
ウォシュレットは完備だった。
愛子はビデのボタンをプッシュして
念入りにおまんこをすすいだ。
そしてザーメンをできうる限り洗い流した。
履いていたザーメンまみれのショーツは
脱ぎ捨てて個室の
片隅にある汚物入れに投げ込んだ。
そして買ったばかりの下着を身につけると
何食わぬ顔でトイレを後にした。
洒落たカフェでお茶にしていると
スマホが震えた。
画面には所属事務所のネームが表示されていた。
『お仕事が入ったのかしら…』
出来ることなら今は
本番の仕事は引き受けたくなかった。
さきほどネットカフェで
無理やりちんぽをねじ込まれたから
おまんこがジンジンしていたのだ。
『ヌードグラビアのお仕事だといいんだけど…』
カフェの他の客に聞かれないように
小さい声で応対に出た。
『あ、愛子ちゃ~ん?
お仕事の依頼なんだけどね~』
いつもながら新しいマネージャーの
とんまな声が耳に飛び込んでくる。
「AVのお仕事なら今ちょっと体調が悪くて…」
『え~っ?そうなの?
う~ん…どうしょうかなあ…
温泉ルポのお仕事なんだけど
体調が悪いんじゃ他の女の子に回すとするかな』
温泉というフレーズに愛子は「ちょ、ちょっと待って!」
と通話を切りそうにするマネージャーに追いすがった。