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女優
第11章 監督と若女将
食事が終わり
人影がまばらになった食道の大広間で
監督の安岡と若女将が
差し向かいで酒を酌み交わしていた。
「若女将はまだ若いのによくやってるねえ」
「お世辞を言っても何もでませんよ~」
くだらない会話をしながらも
飲酒のピッチは上がる。
「それにしても、
今回のロケのお話を頂いたときは嬉しかったわ
なにせあの有名な温泉宿紹介番組なんですもの」
どうやら若女将は某長寿番組の
温泉宿紹介番組と勘違いしているようだった。
しかし、こちらはローカル放送の
ほとんど誰も見ない深夜枠の番組なのだ。
上機嫌の若女将をガッカリさせるのも
忍びないので
噓も方便とばかりに真相を伏せておくことにした。
「これで放送を見た視聴者の方々から
たくさん訪問してくれるわ」
「だといいですね。
でもそうなると裏サービスが大変ですよ
ほとんど若女将は大浴場に入り浸りに
なるかもですよ」
「まあ、本当ね…
私、皆さんのおちんちんを洗いすぎて
手首が腱鞘炎になっちゃうわ」
安岡のペニスに
昼間に手こきをしてもらったときの
若女将の指の感触が蘇る。