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抱き屋~禁断人妻と恋人会瀬
第10章 花守乙帆 39歳⑧愛され拘束妻
「乙帆…なんてエロい裸してるんだ」

 目隠しをした耳元に熱い息と共に吹き込むと、魂を吹き入れられた人形のように、乙帆がブルッと背筋を震わせた。

「スケベな匂いが、こんなとこからもしてるよ…みんな、乙帆とおまんこしたがるわけだ。昼間は沢山若い精子かけられて、知らない人とおまんこまでして…乙帆は本当にエッチな女だね」

「あああーっ…エッチな女でごめんなさい…!」

 目隠しで視界を封じられた乙帆は佐伯の姿を求めるように、首をふった。

「でも、愛しているのはあなただけなの…本当よ…お願い、信じてえ…」

 乙帆はすでに火の息である。目隠し拘束は、発火が早い。そのシチュエーションだけで乙帆は、感じてしまっているらしい。

「そうかな。どうせ乙帆は、誰のおちんぽでもいいんじゃないのか…?」

 耳の穴を舌でねぶりながら、佐伯は首筋から胸元までを、指で愛撫する。指の腹を使って円を描く。微妙なタッチで火照った肌をくすぶらせ、炎上させるのだ。

「そんなこと…ありません。あなたのおちんぽが好き…一番なのお…一番いいのお…!」

「一番?…じゃあ二番、三番があるんだね…?」

 佐伯は尚も言葉責めの手綱を緩めず、乙帆をなぶっていった。どっしりと実った乳房の先端にある乳首はすっかり固くなり、くすぐりよりも強い刺激を求めているように思われた。

「そんな…乙帆は、ずっとあなただけなの…愛しているの…あなたがそうしろって言うから、他の人ともエッチが出来たのよ…」

「果たしてそれは本当かな?」

 佐伯はいきなり強く力を込めて、乳首を握りつぶした。

「いぎっ!ひいーっ、許してえ…!」

「乙帆は淫乱どスケベだから、みんなと寝られるんじゃないのか?」

「…ああっもう、意地悪なこと言わないで…」

 乙帆は何度も強くかぶりを振った。乳首をつねるのをやめて、佐伯の手は太ももを張っている。
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