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抱き屋~禁断人妻と恋人会瀬
第1章 相島愛菜花 21歳元地下アイドル妻

「またなんで僕が?」
まずはストレートにその疑問をぶつけてみると、愛菜花は、反らした視線を左右に泳がし、やがてほとんど聞き取れないような声で、こう言ったようだ。
「佐伯さんて…NGがっ…あまり…その、ない方だって、聞いたから…それで…」
アニメ声を通り越して、幼い女の子の声であった。まさか大人の男が怖いのか、ところどころ声がひきつって音が詰まる。
「NGがない?」
佐伯は眉をひそめた。さすがにそんなことはないはずだが、愛菜花にはそのような評判が聞こえたのだろうか。佐伯のあまり良くない反応に愛菜花はまた、うろたえた。
「あっ、その…佐伯さんは…話したらなんでも聞いてくれるって聞いて…特殊な人のお話でも…拒まないから、って…」
「うん…まあなるべく、女の方の要望には沿うように努力はしてるよ。まずは、話したいことがあったら何でも相談してよ」
いつの間にか声が険しくなってきたのに気づいて、佐伯が優しい声を出すと、愛菜花はそれに励まされたらしい。
「…実はそのっ、見て…欲しいものが…あります…」
と、また極小の早口で切り出した。
まずはストレートにその疑問をぶつけてみると、愛菜花は、反らした視線を左右に泳がし、やがてほとんど聞き取れないような声で、こう言ったようだ。
「佐伯さんて…NGがっ…あまり…その、ない方だって、聞いたから…それで…」
アニメ声を通り越して、幼い女の子の声であった。まさか大人の男が怖いのか、ところどころ声がひきつって音が詰まる。
「NGがない?」
佐伯は眉をひそめた。さすがにそんなことはないはずだが、愛菜花にはそのような評判が聞こえたのだろうか。佐伯のあまり良くない反応に愛菜花はまた、うろたえた。
「あっ、その…佐伯さんは…話したらなんでも聞いてくれるって聞いて…特殊な人のお話でも…拒まないから、って…」
「うん…まあなるべく、女の方の要望には沿うように努力はしてるよ。まずは、話したいことがあったら何でも相談してよ」
いつの間にか声が険しくなってきたのに気づいて、佐伯が優しい声を出すと、愛菜花はそれに励まされたらしい。
「…実はそのっ、見て…欲しいものが…あります…」
と、また極小の早口で切り出した。

