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抱き屋~禁断人妻と恋人会瀬
第2章 藤月美咲 26歳アニメ声のおねだり妻

「また、指名してくれた。嬉しいな…美咲さん、僕のこと憶えててくれたんだ?」
佐伯の腕の中で、彼女は嬉しそうに身を揉んだ。
「佐伯さんこそ、わたしのこと、忘れないでいてくれて…嬉しいです」
美咲とは、二度目だ。身体の相性も、相手に求める程度も、お互いに近いのではないか、と佐伯は思ってきていた。しかし、男として嬉しい反面、困ったことにならないよう気を遣わなくてはならないのは、何かと甘えん坊な美玲との距離感だ。
ラブホのドアのオートロックががちりと降りた瞬間、美咲は振り向いて突然、キスを求めてくる。
会うととにかく、男性といちゃいちゃしたいと言うのが、美咲の希望だった。佐伯は一目で気に入られたのか、初対面からかなり甘えん坊な一面を見せつけられた。
今も美咲は、典型的なアヒル口を突き出して、思い切ったキス顔をこちらに向けてくる。
同性には「あざとい」と言われようが、男にかわいがられる自分で、美咲はいたいようなのだ。もちろん佐伯もそんな美咲が、一番かわいいと思う。
ぶつけないよう鼻筋を傾けてから、佐伯はキスに応じた。かぶりつくように少し荒っぽく、その唇を貪った。
抱き寄せた美咲の肩がやや退いたのが分かった。が、これが正解だった。もどかしいように情熱的に貪ると、佐伯の口の中に美咲が悩ましい息を吹き込んでくる。
「うっふ…うん…ふうう…」
お腹から上ってきた深いため息だ。お行儀の悪いおくびにも似た生ぬるい空気の気配が、美咲の不倫セックスに対する期待を物語っている。
女の唾液を口に入れるとアイスレモンティーの味と匂いがした。待ち合わせ前にどこか喫茶店にでも入ったのだろう。案の定、もどかしげに、佐伯の口内を舐め回す美咲の舌は、ひんやり冷たかった。
しばらく舌を絡め合うと、佐伯は顔を離した。唾液が滴って、美咲のかわいげあるあごを光らせた。
佐伯の腕の中で、彼女は嬉しそうに身を揉んだ。
「佐伯さんこそ、わたしのこと、忘れないでいてくれて…嬉しいです」
美咲とは、二度目だ。身体の相性も、相手に求める程度も、お互いに近いのではないか、と佐伯は思ってきていた。しかし、男として嬉しい反面、困ったことにならないよう気を遣わなくてはならないのは、何かと甘えん坊な美玲との距離感だ。
ラブホのドアのオートロックががちりと降りた瞬間、美咲は振り向いて突然、キスを求めてくる。
会うととにかく、男性といちゃいちゃしたいと言うのが、美咲の希望だった。佐伯は一目で気に入られたのか、初対面からかなり甘えん坊な一面を見せつけられた。
今も美咲は、典型的なアヒル口を突き出して、思い切ったキス顔をこちらに向けてくる。
同性には「あざとい」と言われようが、男にかわいがられる自分で、美咲はいたいようなのだ。もちろん佐伯もそんな美咲が、一番かわいいと思う。
ぶつけないよう鼻筋を傾けてから、佐伯はキスに応じた。かぶりつくように少し荒っぽく、その唇を貪った。
抱き寄せた美咲の肩がやや退いたのが分かった。が、これが正解だった。もどかしいように情熱的に貪ると、佐伯の口の中に美咲が悩ましい息を吹き込んでくる。
「うっふ…うん…ふうう…」
お腹から上ってきた深いため息だ。お行儀の悪いおくびにも似た生ぬるい空気の気配が、美咲の不倫セックスに対する期待を物語っている。
女の唾液を口に入れるとアイスレモンティーの味と匂いがした。待ち合わせ前にどこか喫茶店にでも入ったのだろう。案の定、もどかしげに、佐伯の口内を舐め回す美咲の舌は、ひんやり冷たかった。
しばらく舌を絡め合うと、佐伯は顔を離した。唾液が滴って、美咲のかわいげあるあごを光らせた。

