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抱き屋~禁断人妻と恋人会瀬
第2章 藤月美咲 26歳アニメ声のおねだり妻

肘掛け椅子の上に美咲は、自分で脱いだものを畳んで置いていった。レースの黒いブラウスを両手を交差させて脱ぎ、白いタイトスカートから形のいい足を抜いた。
ブラとショーツは同じ柄だ。白地に小ぶりなヒメジオンの花が無数に染められている。みるからに高価そうだが女の子っぽくしすぎても、大人びすぎてもいない。人妻なのにあどけなさが残る美咲らしい下着である。
ストッキングも脱いでナマ足になると、美咲はベッドの方へ腰かけた。さっきからずっと例の恥ずかしそうな笑顔だが、眼差しはもう、熱に浮かされたように潤み始めている。
「…全部脱がない方が、良かったんでしたよね?」
誰が盗み聞きしているわけでもないのに、美咲は甘いアニメ声をひそめて尋ねた。
「あ、もう、分かってくれてるんだ」
佐伯は思わず、苦笑した。それから美咲の肩に触れながら座ると、舐めていない方の耳の穴に舌を入れた。
「あっ」
「…僕が裸にしてもいい?」
こくん、と美咲は仕草だけでうなずいた。
ブラとショーツは同じ柄だ。白地に小ぶりなヒメジオンの花が無数に染められている。みるからに高価そうだが女の子っぽくしすぎても、大人びすぎてもいない。人妻なのにあどけなさが残る美咲らしい下着である。
ストッキングも脱いでナマ足になると、美咲はベッドの方へ腰かけた。さっきからずっと例の恥ずかしそうな笑顔だが、眼差しはもう、熱に浮かされたように潤み始めている。
「…全部脱がない方が、良かったんでしたよね?」
誰が盗み聞きしているわけでもないのに、美咲は甘いアニメ声をひそめて尋ねた。
「あ、もう、分かってくれてるんだ」
佐伯は思わず、苦笑した。それから美咲の肩に触れながら座ると、舐めていない方の耳の穴に舌を入れた。
「あっ」
「…僕が裸にしてもいい?」
こくん、と美咲は仕草だけでうなずいた。

