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抱き屋~禁断人妻と恋人会瀬
第3章 花守乙帆 39歳①特濃フェロモン妻

「それではそろそろ、約束のものを、出してもらえますか」
佐伯が言うと、はっと息を呑んで乙帆は、肉づきのいい唇を覆った。
「どうしても出さなくちゃ、ダメですか…?」
「亡くなった旦那さんの遺言に従いたいんでしたよね。それなら、僕の言う通りに」
佐伯に押されて乙帆はおろおろしていたが、やがて諦めたように、持参した手提げから、袱紗(ふくさ)の包みを取り出した。
それを佐伯の前へ進めると、乙帆は、お行儀よく三つ指をつく。
「あれ、なんて言うんだっけ、乙帆さん」
冷たく佐伯が突き放すと、乙帆は困りきった顔をした。
しかし、すぐ屈辱に堪えるように眉根を寄せると、こんなことを言い出した。
「はい…乙帆のおパンティの汚れ具合をどうぞ、お確かめください…」
佐伯は袱紗の包みを開いた。
そこには、エメラルドグリーンの女性もののショーツが丁寧に折り畳まれてあった。
綺麗に畳んであるがもちろん、使用済みである。
それが一度も洗われなかった証拠に、股布には粗塩をぶちまけたような白いシミが、縮れ毛と一緒にこびりついていた。
しかもそんな汚れショーツには、同じように汚れのついた、こちらも洗った形跡のない、卵形の電動ピンクローターが、コードごと縛って包まれていたのだ。
佐伯が言うと、はっと息を呑んで乙帆は、肉づきのいい唇を覆った。
「どうしても出さなくちゃ、ダメですか…?」
「亡くなった旦那さんの遺言に従いたいんでしたよね。それなら、僕の言う通りに」
佐伯に押されて乙帆はおろおろしていたが、やがて諦めたように、持参した手提げから、袱紗(ふくさ)の包みを取り出した。
それを佐伯の前へ進めると、乙帆は、お行儀よく三つ指をつく。
「あれ、なんて言うんだっけ、乙帆さん」
冷たく佐伯が突き放すと、乙帆は困りきった顔をした。
しかし、すぐ屈辱に堪えるように眉根を寄せると、こんなことを言い出した。
「はい…乙帆のおパンティの汚れ具合をどうぞ、お確かめください…」
佐伯は袱紗の包みを開いた。
そこには、エメラルドグリーンの女性もののショーツが丁寧に折り畳まれてあった。
綺麗に畳んであるがもちろん、使用済みである。
それが一度も洗われなかった証拠に、股布には粗塩をぶちまけたような白いシミが、縮れ毛と一緒にこびりついていた。
しかもそんな汚れショーツには、同じように汚れのついた、こちらも洗った形跡のない、卵形の電動ピンクローターが、コードごと縛って包まれていたのだ。

