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抱き屋~禁断人妻と恋人会瀬
第3章 花守乙帆 39歳①特濃フェロモン妻
 佐伯は襦袢を肩まではだけさせた。

 美熟女の魅力は、巨乳や腋毛だけではない。肩から二の腕にかけての量感も大事なのだ。

 ぱつんぱつんに肉が詰まっていて円いのがそそる。この厚みあってこその雪肌なのである。

 この肩と腕で佐伯は、顔を抱いてもらった。それぞれ汗ばんだ二の腕、脇、ふわふわおっぱい、この三つに囲まれた絶景こそが、佐伯が求めてきた場所なのだ。

「あーっ、だめっ…!」

 ぐるりを乙帆の肉体で埋めつくされると、ふわふわの餅肌にどこまでも取り込まれていきそうな錯覚に陥る。

 恥ずかしがりの乙帆にぎゅっと腕で抱えられると、まろやかな芳香が色濃く籠り、思わず母性の安らぎすら覚えてしまう。

(これはフェロモンを楽しむためだけに、生まれてきたようなカラダだ…!)

 処女の頃、二十代、三十代前半と、それぞれ乙帆の香りは違っただろう。願わくばその頃から嗅ぎ比べをしてみたいものだが、叶わぬ夢だ。だが紛れもなく、三十九歳のここからが完成形、いわば黄金期である。

 女の上り坂と言われる三十代の半ばから、四十代前半は、劇的に女性の感度が上がり、心からセックスを楽しめる肉体へ仕上がるとされている。楊貴妃級の極上フェロモンを持って生まれた乙帆はここでまさに完全体、女の華が満開の時期なのだ。

 若い頃には嫌悪を覚えたかもしれない、男性の性欲にも理解が深まる年齢だ。息子のオナニーを目撃して戸惑いはしても、怒りを覚えることはなかったろう。
 
 むしろ今、沸き返る自分の性欲に気づかされる途上である。気づいていたのは亡夫だけだ。知らず知らずのうち乙帆は、人生最大の発情期を迎えていたのだ。
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